約 7,114,224 件
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/5857.html
太鼓の達人 ソライロVer. 【たいこのたつじん そらいろばーじょん】 ジャンル 和太鼓リズムゲーム 対応機種 アーケード 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 稼動開始日 2013年3月13日 プレイ人数 1~2人 判定 良作 ポイント 中高生向け曲の増加大会に伴い「真打」復活新ジャンル「ボーカロイド曲」の優遇 太鼓の達人シリーズ 概要 特徴(追加点) 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 新筐体3作目。 デフォルトで265曲、最終的には318曲となった。 特徴(追加点) 新ジャンル「ボーカロイド曲」の登場 これまでは基本的にバラエティに分類されていたが数が多くなってきた為の処置。これによりバラエティの曲の他にナムコオリジナルの「初音ミクの消失‐劇場版」「わんにゃーワールド」「花オト裏拍子」もこちらに移動した。 段位道場 基本的に前作と同じだが、難しい以下も追加され初級、四級~十段の15段階。 初段までは最初から受ける事ができ、それ以降は順番に合格していく必要がある。ちなみに十段では万戈イム-一ノ十が登場し合格すると通常の演奏で遊ぶ事ができる。 家庭用からACの収録まで約2年半掛かった。 日本一大会に伴う「真打」の復活 コンボ数関係なく一定の配点になり、くすだま音符は風船に置き換わる。 演奏オプションと同じ扱いでカード使用者のみ使える。 AC14の時と違い記録は残るようになり、天井スコアは難易度関係無く100万点を目安に設定されている。 広場では真打のランキングも観覧可能。 どんだー広場も若干改善。 評価点 アニメ関連の新曲や称号等の収録数増加。 「ジョジョの奇妙な冒険」や「中二病でも恋がしたい!」といった中高生向きのアニメが多数収録され、更に今作のみ一部の曲をフルコンボすることで「フルコンボまで演奏をやめないッ!」「ダークフレイムどんだー」とアニメ関連の称号が手に入れる事ができた。 ナムコオリジナルでも「零の夜想曲」や「ナイトメア・サバイバー」等の印象深い曲が収録。 勿論その他の新曲もしっかり入っており前作から裏譜面が追加された曲もある。 ゴールデンボンバーの「Dance My Generation」、ももいろクローバーZの「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」、アニメ進撃の巨人の「紅蓮の弓矢」は本人音源(*1)で収録。 ちなみに前者は裏譜面がありダブルプレイをベースにした譜面になっている。一人プレイでは変化しない。 今作で「夜桜謝肉祭」「恋文2000」「てんぢく2000」「Kamikaze Remix」が復活。 日本一大会による公募楽曲。 予選、エリア、決勝でそれぞれの課題曲が用意されたが何れも楽曲、譜面と共に高評価。 その内「Eternal bond」「D s Adventure Note」「Hurtling Boys」の鬼譜面はニコニコ生放送で太鼓チームが視聴者の意見を取り入れ一緒に製作した物。 ちなみに「Hurtling Boys」はだいたい視聴者であるドンだーのせいで中盤にBPM195の24分長複合の発狂譜面になっておりフルコンボは非常に難しい。通称エトウビーム。 低速で見た目48分や24分が大量に交わり認識が困難且つ超絶なリズム難「DEBSTEP!」も衝撃な反応だった。 賛否両論点 新ジャンルであるボーカロイド曲(以下ボカロ)の異常な優遇。 新曲16曲は全体的に裏譜面を含め★8以上の高難易度が多数。反面低難易度は★6と★5でそれぞれ1曲だけ。 ちなみにボカロ最低難易度である★5の「放課後ストライド」は地雷譜面とされている。 稼動後のアップデートによる楽曲の追加数も版権曲のジャンルに比べてボカロが多い。 GUMIの誕生日に一気に5曲等2回目以降の楽曲追加アップデートには殆ど入っている。 「千本桜」は2分57秒「人生リセットボタン」は2分47秒等十面相程ではないが、平均より長めの曲が多い。 これらは選曲率が高く(特に千本桜)、十面相も一緒に遊ぶ人もいたため待ち時間が更に長くなる事もあった。 参考までに他のジャンルの曲の追加数を書く。クラシック0、童謡0、バラエティ2、アニメ12、JPOP10,ゲームミュージック7、ナムコオリジナル19(大会の公募曲を除くと10)ボカロ16。 以上の事からなかなか人気曲を復活させず、ボーカロイドばかり優遇する現状に当時は不満の声も相当あった。 問題点 万戈イム-一ノ十の解禁方法について。 前述の通り段位道場の十段を合格する必要があるが、最高段位なだけあって合格条件はかなり厳しい。 後に解禁者と一緒に万戈イム-一ノ十をプレイすると貰える(いわゆる伝導解禁)ようになったが、当時解禁者が少ないと言う事もあり地域によっては入手が困難だった。 ちなみに十段合格者は最終的に311人だった。 シリーズ恒例だが難易度表記は当てにならない。 今作から復活している旧曲は見直しが甘くなっており、表記が変わらない曲が多数出てきており何れも弱、逆詐称になっている曲が多い。★10で復活した「Kamikaze Remix」はかなり弱いとされている。 鬼に目が行きがちだが難しい以下もインフレしており、既存の曲と比べると明らかに同難易度と思えない曲が多数出てきている。特に大会の課題曲の難易度が異常に高い。 「Hurtling Boys」は簡単コースにもかかわらず当たり前の様に8分が大量にあり複合や付点、高速ソフランも現れる等完全に初心者泣かせ。普通コースとしてみてもかなり強く実質難しい譜面。 「カラ鞠の花」は難しい★7だが実質鬼レベルの地雷譜面等の曲が今後も出てきたりと上げるとキリが無い。 総評 ボーカロイド曲の優遇が目立ったが、段位道場や大会曲等によるフォローで楽曲も豊富になって来ている。いつも通り安定した楽しさで楽しめるだろう。 余談 日本一決定戦で優勝者には「幽玄ノ乱」を全国初のプレイ者として行う予定だったが、台風の影響により決勝ラウンドの日程が延期となり、同時に「幽玄ノ乱」の公開も延期となった。 次のバージョンのモモイロの筐体で決勝が行われ「幽玄ノ乱」も公開された。その日に会場のドンだーに解禁され、翌日から会場に来ていたドンだーから伝導解禁と言う形でプレイ出来る様になった。 後にムラサキバージョンでは自力で解禁が可能になった。
https://w.atwiki.jp/taiko13/
【重要なお知らせ】 先日行った『閉店・撤去店舗ページのレイアウト変更』のアンケートについて、沢山のご投票を頂きありがとうございました。 + クリックでアンケートの内容を表示します 「閉店・撤去店舗」ページの利便性向上、また編集者の負担軽減の為、大幅なページレイアウトの変更を行う予定です。 内容は ①市町村の見出しを廃止(都道府県の見出しのみにする)、目次も廃止する ②各都道府県の店舗情報を折りたたみ表示にする ③必要項目を絞った閉店・撤去店舗用テンプレートを新たに採用し、既存情報をテンプレの仕様に置き換える です。 テンプレは以下の2つの案、いずれかを採用したいと考えています。 どちらを採用するべきか、皆さんの意見をお寄せください。 A案(CHUNITHM攻略Wiki準拠) 店舗名 【所在地域】 【備考】(閉店日or撤去日、バージョン、台数などを記入 例:2024/1/1閉店。ニジイロ1台設置。) B案(太鼓の達人旧作稼働情報まとめWiki準拠) 2024/1/1閉店(or撤去):〇〇市-店舗名(バージョン名、台数など) 投票の結果、 この投票は締め切られました 選択肢 投票数 投票 A案に賛成 18 B案に賛成 1 他の案を提案したい 0 となりましたので、A案のテンプレートを採用させて頂きます。 今後とも太鼓の達人 設置店情報 Wikiを何卒よろしくお願いします。 はじめに 『太鼓の達人 設置店情報 Wiki』は、全国のゲームセンターで稼働中の人気音楽ゲーム「太鼓の達人」のうち、現行作品である「ニジイロVer.」をはじめとする通称『新筐体』の稼働情報をみんなで編集・共有していく稼動情報まとめサイトです。 近くにある太鼓の達人の設置店舗や台数、料金設定、メンテの良い台などといったお役立ち情報を入手するための場所として、2010年3月に開設されました。 2024年8月からは2代目管理人(Kaze3681)がサイト全体の管理を行っています。(@WIKIの仕様上、管理者としてのIDは前管理人の名義となっています) + 筐体分類・略称について詳しくはこちら 筐体分類・略称一覧 分類 タイトル 略称 稼働開始日 旧筐体 太鼓の達人(初代)~太鼓の達人14 AC1~14 新筐体 太鼓の達人 2011年11月版 AC15 2011年11月16日 太鼓の達人 2012年7月版 KATSU-DON 2012年7月25日 太鼓の達人 2013年3月版 SORAIRO 2013年3月13日 太鼓の達人 2013年12月版 MOMOIRO 2013年12月11日 太鼓の達人 2014年7月版 KIMIDORI 2014年7月16日 太鼓の達人 2015年3月版 MURASAKI 2015年3月11日 太鼓の達人 ホワイトVer 2015年12月10日 太鼓の達人 レッドVer 2016年7月14日 太鼓の達人 イエローVer 2017年3月15日 太鼓の達人 ブルーVer 2018年3月15日 太鼓の達人 グリーンVer 2019年3月14日 新筐体(新新筐体) 太鼓の達人 2020年3月 Ver.(ニジイロVer.) AC16 2020年3月24日 ご利用上の注意とお願い 店舗情報をお持ちの方は該当する地域ページのコメント欄にてご報告頂くか、ページ編集にて直接追加して下さい。 いずれの場合も、分かる範囲で構いませんのでテンプレートやメンテについての評価基準に沿って記入して頂く様お願いします(例えば「○○にニジイロありました」などのコメントは編集する人が困るのでNG)。 編集したい方ははじめに編集の手引きを読んだ上で編集を行ってください。 本サイトは一部古い情報を含んでいる場合があります。店舗に訪れる際にはあらかじめ稼働情報の最終確認日や公式設置店舗情報などを確認して頂くことをお勧めします。 旧筐体のみが設置されている店舗の情報提供は太鼓の達人旧作稼動情報まとめwikiにお願いします。 雑談やWiki全体に対する要望などはこちらにお願いします。 一緒にWikiを盛り上げてくれるメンバーを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。 都道府県別稼働店舗数(2024年7月時点) データは公式設置店舗情報より引用。 リアルタイムでの反映ではないため若干の誤差がある場合があります。 地域別リンク - 地域別リンク 地域別リンク 地方区分 都道府県 北海道地方 北海道 東北地方 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 関東地方 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都(23区内) 東京都(23区外) 神奈川県 北陸・甲信越地方 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 東海地方 岐阜県 静岡県 愛知県(名古屋市内) 愛知県(名古屋市以外) 三重県 関西地方 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 中国地方 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 四国地方 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 九州地方 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 その他 閉店・撤去 外部リンク 公式サイト 太鼓の達人シリーズ公式ポータルサイト 太鼓の達人(アーケード版)公式サイト 公式設置店舗情報 その他サイト 太鼓の達人旧作稼動情報まとめwiki (旧筐体の稼働情報をまとめたサイト) 太鼓の達人 譜面とか Wiki* (太鼓の達人の攻略情報を記載しているサイト) 太鼓アーケード 全国マップ (全国の太鼓設置店とその住所を確認できるマップ by @taikomap) リズマップ(Web版) リズマップ(iOS版) (全国のゲーセンに設置された太鼓を含む6機種の音ゲー情報を確認できる地図ベースの情報アプリ by @myml_now) このWikiのメンバー数 現在このWikiには5人のメンバーが在籍しています。 このWikiへのアクセス数 現在-人がこのWikiを閲覧中です。 累計 - 今日 - 昨日 -
https://w.atwiki.jp/cwcwiki/pages/52.html
太鼓の達人 ぽ~たぶる ID+ゲーム名 _S ULJS-00020 _G Taiko no tatsujin 2006/08/26(土) 23 52 31 ID cmvwDMXl 自前のツールでしか試してないけどこれでokと思われ 書式違うけどそこらへんは自分で直してね !現在コンボ999 60495504 00000002 000403E7 00000000 60495504 00000002 00050000 00000000 !最大コンボ999 60495504 00000002 000803E7 00000000 60495504 00000002 00090000 00000000 !スコアMAX 60495504 00000002 0010967F 00000000 60495504 00000002 00110098 00000000 !魂ゲージMAX 60495504 00000002 00142710 00000000 CWC用に変換すると↓ _C0 now _L 0x60495504 0x000003E7 _L 0x00010001 0x00000008 _L 0x60495504 0x00000000 _L 0x00010001 0x0000000A _C0 full _L 0x60495504 0x000003E7 _L 0x00010001 0x00000010 _L 0x60495504 0x00000000 _L 0x00010001 0x00000012 _C0 score _L 0x60495504 0x0000967F _L 0x00010001 0x00000020 _L 0x60495504 0x00000098 _L 0x00010001 0x00000022 _C0 guage _L 0x60495504 0x00002710 _L 0x00010001 0x00000028
https://w.atwiki.jp/1007k/pages/1037.html
太鼓乱舞 皆伝(ふつう) 詳細・攻略 DS1内三作のコンビネーション。普通譜面は風の巻、玄人譜面は水の巻、達人譜面は炎の巻。順に149コンボ、211コンボ、190コンボ。BPMは130。 DS1では炎の巻(達人)→風の巻(普通)→水の巻(玄人)の順に出現し、それぞれ★×7、★×5、★×6。ACでは★×5である。 普通譜面は単色8分音符が多く、玄人は8分の複合が多い。達人は16分が多く、最近のふつうコースではかなりハイレベル。 玄人譜面は他3コースと違い、縁より面のほうが多い。102/211とふちは全体の48.34%。 達人譜面である炎の巻はDS1では最初から最後までゴーゴータイムだったが、ACでは実装できなかった。 スコアルートは玄人譜面。しかしACでは配点が異常に低く、ふつうコース★×5の目安である約60万点には事実上到達できない。 天井スコアはシリーズによって異なる。 AC11 玄人:546000点 初項:620点、等差:120点 AC14現在、各難易度に分岐連打がある、唯一の曲。 かんたん むずかしい おに コメント 達人譜面は、配点★×2難易度★×7 - 2010-06-27 19 30 39 譜面 風船の打数はACに統一しています。 9/4 開幕連打の長さを修正。
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6250.html
このページでは、『太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル』(良作)、『太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目』(判定なし)、『太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目』(良作)を紹介しています。 太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル 概要 (アニスペ) 特徴・評価点 (アニスペ) 賛否両論点 (アニスペ) 問題点 (アニスペ) 総評 (アニスペ) 余談 (アニスペ) 太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目 概要 特徴・評価点 (六代目) 賛否両論点 (六代目) 問題点 (六代目) 総評 (六代目) 太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目 概要 (七代目) 特徴・評価点 (七代目) 問題点 (七代目) 総評 (七代目) 余談 (七代目) 太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル 【たいこのたつじん とびっきり あにめすぺしゃる】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2005年8月4日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 良作 ポイント 『アニメ祭り』から文字通り倍増のボリュームと豪華な内容タイトルに偽りなし 太鼓の達人シリーズリンク 概要 (アニスペ) 家庭用版『太鼓の達人』の番外編で、通称「アニスペ」。アニメというと2年前の『わくわくアニメ祭り』(以下前作とも)があまりにも薄いそのボリュームで批判の対象になったが、本作では不満点を解消しただけではなく豪華なアーティストを迎えており、まさに「アニメスペシャル」の名にふさわしい作品になった。 特徴・評価点 (アニスペ) 文字通り倍以上のボリューム 収録曲は全40曲。内「アニメ」が27曲、「ナムコオリジナル」が13曲。前作から全体としては2倍以上、アニメだけでも1.5倍、ナムコオリジナルに至ってはたったの1曲から13倍という増加ぶり。 アニメでは「ココロのちず」「残酷な天使のテーゼ」(*1)「ハッピー★マテリアル」などの人気あるアニメの主題歌から「ヤッターマンの歌」(*2)「魔法使いサリー」「哀戦士」といった懐かしいアニソンまで、前作でも評価されていた選曲は本作でも評価点。 前作ではバトルコースにしかなかった★×10の曲、「快晴・上昇・ハレルーヤ」が収録。アニメで★×10はこの曲が初であり、中盤の高速譜面もあって当時の最難関候補と言われた。 また、「行け、メカドン!」はアニメジャンル初の隠し曲。表譜面に限定すれば唯一でもある。メカドンというとナムコオリジナルじゃないの?と思う人もいるかもしれないが、当時放映されていた「クレイアニメ 太鼓の達人」の挿入歌なのでアニソンで間違っていない。 ナムコオリジナル曲は後述の豪華アーティスト陣が歌唱しており、レトロゲームのBGMアレンジが多い。 本作の収録曲は人気が高く、後にカラオケで配信されるようになった曲もある。 また、当時稼働して間もない『アイドルマスター』の楽曲が2曲収録されている(*3)。 その縁あってかどうかはともかく、後にアニメ化されておりある意味凄いことではある。 前作では存在しなかったミニゲームが3種類収録。さらにすべてのミニゲームにルール変更や難易度の強化が行われた「スペシャルバージョン」も収録されている。 ミニゲームの1つ「杓子、とんでけー!」は、飛ばした場所によってクリア背景の演出と杓子の反応が変わるという力の入れよう。 大熱唱!『アニスペ』を彩る豪華アーティスト アニソンにその名を轟かせる大ベテランから人気アーティストまで…。アニソンに詳しい人は勿論、そこまで詳しくなくても聞いたことのある人物は多いはず。 アーティスト名 収録曲 水木一郎 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっと合体!ドンレンジャーロボマジンガーZ 堀江美都子 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっとリブルとラブルのマジカルファンタジー 影山ヒロノブ 響け!太鼓の達人きっと もっと ずっとドリルファイター ゴーゴーDigDug 谷本貴義 Happy Peace 桃井はるこ ワンダーモモーイ 宍戸留美 L・O・V・E ならはしみき かつとマリ子の絵かきうた 土屋実紀 未来への鍵 秦勇気 BE THE ACE ※「合体!ドンレンジャーロボ」と「リブルとラブルのマジカルファンタジー」はコーラスでアップルパイも参加している。 「マジンガーZ」は水木一郎氏がアニスペにおいても「ゼーット!!!」と雄叫びを上げている。必聴。 「ワンダーモモーイ」の編曲はあの「ブレイク工業社歌」でお馴染みのmanzo(萬Z(量産型))氏。その他楽曲も神前暁、佐々木宏人、LindaAI-CUEなどスタッフ大集合。 システム・演出の追加・変更点 『アニメ祭り』以来となる初項・公差式の採用。難易度の★ごとに基準スコアが設定されている。 「おに」の場合、★×1だと70万点が基準スコア。そこから星の数が1つ増えるごとに5万点ずつ増加、★×10は120万点が基準スコアとなっている。「むずかしい」以下も基準スコアが変更。 これによって、同難易度内でも全体でもコンボ数による極端なスコアの差がなくなった。 ある程度、自分がどのぐらいの精度で叩けているかの判断材料にもなっている。 黄色連打は連打している間に連打数表示がされるようになり、どれだけ叩いたかが判りやすい。 新しく踊り子に「とらまい」・「アイドルマスター」・「喫茶ア・ソビーナの日常」(*4)が登場。本作以降で一部変更された踊り子背景もある。 『四代目』から一時リストラされていたミスタードリラーなどのゲストキャラクターも復活している。 賛否両論点 (アニスペ) 初項・公差式の賛否について 評価点でも挙げているが、逆に言えばこの仕様はどれだけコンボ数が多かろうが低かろうが、難易度で大体のスコアが決まってしまうということでもある。後作品で天井スコアが上昇した再収録・移植曲は多いが、逆に減少してしまった曲も少なくない。 またこの仕様で曲ごとの1コンボの配点の格差が、極端ではないものの大きくなったといえる。本作では存在しないが、後作品になっていくと100コンボ越えするとゴーゴータイム時での大音符が10000点越えする曲もあれば2000点もいかない曲も出てきている。この要素がモチベーションの上昇と見るか低下と見るかは人次第である。 本作以降は、プラットフォームで多少の差異(*5)はあれどこの仕様が採用されている。 問題点 (アニスペ) その他様々な不満点 せっかく追加された連打数表示だが、文字が小さい(コンボ数と同じ大きさと太さ)上に連打が終わるとすぐに消えてしまう。 『六代目』では文字が太くなり、連打が終わってもしばらく表示が残るようになった。 相変わらずゴーゴーバグが一部の曲で見られる。 『五代目』ほど音符の間隔がめちゃくちゃにはなっていないが、それでもまだ等間隔にはなっていない。 上位曲(★×8,9)の難易度が全体的に逆詐称気味。 総評 (アニスペ) 『アニメ祭り』の反省をきちんと踏まえてか、本作では見違えるほどのボリュームであり、タイトル負けをしていない良作に仕上がっている。また、内容に目を奪われがちではあるが後作品に継承されるゲームシステムの変更・追加点も注目される点である。これほどのアーティストが集結している作品もそうそう多くはないだろう。アニソン好きも詳しくない人も、シリーズ経験者から初心者まで幅広くおすすめできる作品である。 余談 (アニスペ) 同時期に発売された『ぽ~たぶる』の収録曲である「CHA-LA HEAD-CHA-LA」は本作の収録もあってか影山ヒロノブ本人の歌唱となっている。 『太鼓の達人8』からも本人歌唱の音源が使われていたが、『太鼓の達人14』では『太鼓の達人5』以来のカバーバージョンに戻ってしまった。 太鼓の達人 わいわいハッピー!六代目 【たいこのたつじん わいわいはっぴー ろくだいめ】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 ナムコ 発売日 2005年12月8日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 なし ポイント 前作までの問題点は一通り改善『春祭り』並みのシリーズ内での地味さ変わり映えの無さは堅実さの顕れかマンネリか 太鼓の達人シリーズリンク 概要 PS2版『太鼓の達人』ナンバリングタイトル第6作目。 『四代目』から登場した「わいわい太鼓合戦」がパワーアップした「もっとわいわい太鼓合戦」をはじめ、様々なシステムの改善が行われている。 特徴・評価点 (六代目) 「もっとわいわい太鼓合戦」にマイナーチェンジ 本作のタイトルにもなっている最大の特徴。種目にシンプルですぐに勝負がつく「ミニミニゲーム」が登場した。3本勝負の2本先取で行われる。 「連打しておイモを食べつくす」、「連打でとらまいを伸ばしてくすだまを割る」、「同じカードを複数枚取る」といった高度な技術を要求しないものばかりであり、初心者と上級者の間で比較的差がつかないようになっている。 これに伴い、前作まであった「演奏ゲーム」で発生するボーナスクイズが削除。「特定のチビキャラを数える」など似た内容のミニミニゲームは収録されている。 集計方法のシンプル化、逆転要素の追加。得点制からポイント制になり、劣勢チームに次の対戦で貰えるポイント数を増加させるルーレットを回すチャンスを設けたことで、前作までの極端な差はつきにくくなった。 総合成績発表でMVPだけではなく、「演奏ゲーム」「ミニゲーム」「ミニミニゲーム」のそれぞれで最も活躍したプレイヤーに贈られる部門賞もあり、ここでも逆転のチャンスが生まれている。 演奏オプションの大幅追加 倍速オプションと1ミス強制リザルトオプションの追加。これによって前者ではようやくスクロールの遅い譜面への対応が、後者ではスリルのある演奏ができるようになった。 プレイヤーエントリー時に特定の名前で新規プレイヤーを登録することで使用できる…が、この仕様のせいで前作では無かった弊害が起きてしまうことに(後述)。 様々な年代層が楽しめる収録曲 版権曲では「花」「GLAMOROUS SKY」「前略、道の上より」「恋のマイアヒ」等、ゲームミュージック・ナムコオリジナルでは「XEVIOUS」「CAPTAIN NEO」「タベルナ2000」等、バラエティある全48曲の収録曲が並ぶ。 本作が発売された2005年には他にも『ぽ~たぶる』や『アニメスペシャル』と、シリーズ作品が多く発売されているが『ぽ~たぶる』との重複曲は少なく、同じ据置用である『アニメスペシャル』とは当然ながら1曲も重複していない。 アニソンだけで見ればどの作品も1曲もカブっていない。ある意味凄いことではある。 iアプリとの連動 当時存在した携帯コンテンツ『太鼓の達人 おはなしドンドン』に、本作をプレイして入手できるパスワードを入力することで、アイテムを購入するために必要な「ドンマネー」を貰うことができた。 現在はサービス終了しているので注意。 細々とした追加・変更点 お芋音符がとにかく速く食べきることで高いボーナス点が得られる仕様に変更された。 『アニメスペシャル』では文字が小さく、すぐに消えてしまっていた連打数表示が、太めの文字になり連打終了後もしばらく表示され続けるようになった。 ノルマを超えた時の踊り子の背景が七色に光るのではなく、別の背景に変わるようになった。 ゴーゴーバグが解消され、得点が理不尽に変動することはなくなった。 譜面分岐するときに、「レベルアップだどん!」「レベルダウンだどん~」(*6)と吹き出しが表示され、分岐したことが判りやすくなった。 早とちり気味だった分岐位置も「春祭り」以前のようになった。 本作からジャンルに「ゲームミュージック」が追加。これまで「ナムコオリジナル」に入れられていたナムコ製のゲームミュージックと「バラエティ」に入れられていた他社製のゲームミュージックは全てここに入れられた。 音符が等間隔で並ぶようになり、精度が取りやすくなった。 本作以降、オート演奏でも大音符を両手で叩くようになった。 ミニゲームが終了すると、成績に応じて称号が得られる『三代目』以前の仕様に戻った。 賛否両論点 (六代目) ナムコオリジナル曲の減少 ナムコ製のゲームミュージックが新ジャンルの「ゲームミュージック」に移動したこともあって、「ナムコオリジナル」の曲数は隠し曲を含めても6曲のみ。 旧ジャンルで考えれば、ナムコ製ゲームミュージックは4曲あるのでこれを足せば10曲と、一応それなりにはあるが『四代目』や『五代目』と比べるとそれでも減少している。 裏を返せば、その分他ジャンルの収録曲数が増加しているということになる。プレイヤー側が何を求めているかによって、この点の評価は分かれるところだろう。 問題点 (六代目) 変わり映えの無さ 本作では様々なシステムの変更が行われたが、はっきり言えば本作の特徴はそれぐらいしかなくゴーゴータイムを導入した『五代目』やアドベンチャーモード「わくわく冒険ランド」がある『七代目』、前後作と比べるとどうしても印象が薄く見劣りするのは否めない。 「前作からの変更点が多いのが主な特徴」という点は『春祭り』にも共通しているところか。 「もっとわいわい太鼓合戦」のシステム変更にしても、1人でプレイする層には全く必要がない。せっかくミニミニゲームなどを導入したのだから、CPUとの対戦も可能にしても良かったのでは。 システムはそのままにボリュームアップを行った『三代目』と比べても本作のインパクトは小さいものとなってしまっている。 演奏オプションで圧迫するセーブデータ 本作では演奏オプションが4つ追加の5種類とかなり充実しているのだが、使用するには仕様の関係でエントリープレイヤー数を1つ消費しないといけない。つまり、全部使用しようとすると8つの内5つが演奏オプションで潰されてしまう。 使いたいオプションだけ登録すればいいのだが、それではオプションとしての自由度が低くなってしまう。いくらおまけ要素とは言え…。『七代目』ではさらにこの問題に拍車をかけてしまっている。 一部ゴーゴータイムの入りがおかしい譜面がある。 本作の収録曲の一つ「ワイワイワールド」はサビに入った1小節後にゴーゴータイムが始まる。これはゴーゴーバグによるものではなくスコアなどにも問題はないのだが、気になると言えば気になってしまう。 後にこの部分は修正されている。 地雷原な低難易度曲の数々 難易度表記がおかしい、というのは最早特筆する点でもないのだがそれでも本作では★×6以下の適正者泣かせの譜面が多い。インフレというと『七代目』のイメージが強いものの、本作でも『五代目』と比べるとかなり難易度が上がっている。 HSがかかっている曲が多く「GLAMOROUS SKY」はコンボ数の多さも相まって現在でも★×5としては最強クラスに位置している。 特に本作で指摘されるのが「童謡・民謡」の収録曲。HSはもちろん、難易度からは考えられない複合が入っており「童謡が動揺」と言われる始末。 + 童謡が動揺な詳細 アルプス一万尺 ★×4でありながら16分が多めである上にHSが徐々にかかり、最終的には2倍の速さになるという厳しい譜面。 本作では★×4が「おに」の最低難易度であるが、どう考えても詐称である。が、『DS2』では★×2まで降格しておりますます詐称曲に。 線路は続くよどこまでも 主に16分と12分で構成されているが、ゴーゴータイムの複合が★×5適正者には厳しめ。単一パターンではあるが、2番からHSが徐々にかかり最終的には1.8倍になるこれまた厳しい譜面。 オクラホマミキサー HSは無いが全体的に24分が多めな上に、終盤では12分と24分の複合が入るという★×6どころか上位の譜面も真っ青なラス殺しが入る。 逆手で24分を叩かなければいけない箇所があったりといやらしい配置になっているのも、難易度を高くしている要因になっている。 もろびとこぞりて 低速ではあるが16分の長い複合が続く譜面。精度が取れないと不可を量産しやすいが、倍速オプションをかけることでいくらかやり易くなる。 ロシア民謡メドレー ★×7と本作では最難関にあたる。適正ではあるがBPMがちょくちょく揺れる上にHSがかかって精度が取りづらい箇所が多いので油断できない譜面。 総評 (六代目) ゲーム全体のシステムが洗練され、より快適にプレイしやすくなった本作。ボリュームの増加だけでなく演奏オプションの充実など経験者待望の要素も追加されており以前より進化している部分が多い。 しかし全体の特徴としてはそうした変更が主になってしまい、シリーズ全体からみても地味な立ち位置にあるのが惜しまれる。 とはいえ、先述したように音ゲーとしてみれば十分良作の域にあるので、収録曲が気に入ればプレイして損はしないだろう。 太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目 【たいこのたつじん どかっ とおおもりななだいめ】 ジャンル 和太鼓リズムアクション 対応機種 プレイステーション2 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2006年12月7日 定価 タタコン同梱版 6,980円/ソフト単品 4,500円(共に税別) 判定 良作 ポイント PS2版最終作現在に続くアドベンチャーモードの先駆け「わくわく冒険ランド」 太鼓の達人シリーズリンク 概要 (七代目) 家庭用版『太鼓の達人』ナンバリングタイトル第7作目であり、PS2版最後の『太鼓の達人』である。 ゲームシステムの変更や演出の強化が加わっただけではなく、やりこみ要素が大きいアドベンチャーモードの「わくわく冒険ランド」を収録するなどボリュームの面も随一であり、まさにPS2版としてもシリーズ5周年としても集大成といえる作品である。 特徴・評価点 (七代目) 新モード「わくわく冒険ランド」 『ぽ~たぶる2』の「おはなしモード」を継ぐ、初の試みとなる本格的なアドベンチャーモード。「おはなしモード」同様、オートセーブではなく任意でセーブする必要がある。 仮想の世界「ドンだ―ランド」を舞台に、和田どんが「伝説のお祭り曲」を求めて冒険の旅に出る…という内容。後作品ほど大きくストーリーが展開されるわけではないが、それでも十分に楽しめる。 マップを進んでいき、各マスのお題をクリアすることで「冒険ポイント」が貯まり、進める範囲が広がっていく。 クリア条件には「良の数」「たたけた率」「魂ゲージ」「コンボ数」など多種多様。マスの中にはミニゲームを特定の条件を満たしてクリアするものもある。 各エリアにある「太鼓タワー」はボスステージにあたる。各所で様々な演奏技術を求められ、一定数以上ミスせずに演奏しきる(タワーを登り切る)ことが出来ればクリア。 太鼓タワーでは専用の曲か、本作の収録曲が使われている。譜面は正統なものからカオスなものまで色々。 ネタ譜面も作られていて、後作品で裏譜面として収録された曲もある。 このモードで「伝説のお祭り曲」を手に入れることで、エンディングが視聴可能。また「伝説のお祭り曲」が「演奏モード」内で遊べるようになる。 ちなみに「わくわく冒険ランド」ではインストゥルメンタル版になっている。 ここまでに貯まった冒険ポイントはすべてドンポイントに替わる。さらに一通りクリアしたボーナスも加わる。そのため本作では他作品に比べてドンポイントによる隠し要素の解禁がしやすくなっている。 「おはなしモード」では存在しなかった難易度選択も可能。「甘口」と「辛口」の2つから選べる。 「辛口」は上級者でもなかなかてこずる難しさがあり、100%クリアした時の達成感はひとしお。「甘口」もそこまで甘くない難易度になっている。 お題が難しいと感じたら、遠回りにはなるが比較的易しいお題をクリアすることで先に進むことができるという配慮もうれしい。 エンディング後も冒険の旅は続く。というよりは、むしろエンディング後が本番と言ってもいいかもしれない。 ステージクリア率、太鼓タワークリア数が一定数を超えないと解禁されないエリアがあるのでやりこみ度は非常に高い。 一通りクリアすれば、特定のポイントからこれまでに貯めた冒険ポイントを任意でドンポイントに替えられる。 演出の強化とシステムの変更 演奏画面の演出がより派手に。当時稼働していた『太鼓の達人9』のベースとなっており、『太鼓の達人14』までこの仕様が続いた。 使用されているフォントが変更されて、文字がより太くなり見やすくなった。 「かんたん」「ふつう」では50コンボ、「むずかしい」「おに」では100コンボでコンボ表示が太く赤色に、また太鼓に桜が咲いて豪華になった。 ゴーゴータイムが始まると踊り子の下からスモークが噴出する。 魂ゲージでノルマを超えた後のゲージ(黄色く点灯する部分)が大きくなっており、魂ゲージが100%になっていると虹色に光る。 レーンに大音符用の枠も表示され、叩くタイミングが分かりやすくなった。 譜面分岐位置の小節線が黄色くなった。 踊り子にやつしか・かせ鳥、チビキャラにけんだまとおりづるが新規追加。 リザルト画面も一新。良・可・不可数の表示がされたことで、全良したことなどが判りやすくなった。 ノルマクリアを成功すると和田どん(かつ)がすすどんに胴上げされ、失敗すると上からタライが降って頭にぶつかるようになった。 演奏曲選択画面の仕様が変更された。再び難易度から曲選択に固定。曲の並び方はまずジャンル別に分けられ、ジャンル内で難易度が低い順に左から並ぶようになっている。 画面下はプレイヤー名のみと、すっきりした表示になっている。 演奏オプションの追加 「あべこべ」が追加。譜面の「ドン」と「カッ」が入れ替わり、通常とは違った感覚で楽しめる。 しかしこれまでと同じように演奏オプションがおまけ要素の立ち位置だったので…(詳細は後述)。 称号が上がるたびに「太鼓通信」が閲覧可能。ちょっとしたメッセージと宣伝が書かれている。 バックナンバーは「太鼓の通信簿」で見ることができる。 問題点 (七代目) 「わくわく冒険ランド」について 一部のお題、特に辛口の内容が凶悪。 「サーフサイド・サティ」の同一譜面を「ばいそく」「さんばい」「よんばい」のオプションをつけて連続で叩くというエリアがある。プレイヤーにもよるが「また?」と言いたくなるようなストレスパートになっている。 繰り返しに目を瞑ったとしても、「よんばい」(人によっては「さんばい」も)は音符が目視できるような速度ではなく、クリアにはある程度の暗記が必要であり、暗記が出来るか否で人によって難易度が大きく変化するエリアとなっている。 一応、本作では面と縁の同時押しが効く仕様なので、コントローラー操作限定にはなるがどうしてもクリアできない場合はこの方法に頼るのも手。 ミニゲームを連続でクリアし、途中で一度でも失敗すると最初からやり直しになるエリアがある。ミニゲームが不得意なプレイヤーは何度も何度もここをやり直しされられることになり、やはりストレスパートになりかねない。 しかも、このミニゲームを連続でクリアするエリアのノルマの難易度も高い。 本作の収録曲「紅」を、「最大コンボ数999回でクリアする」というお題がある。「紅」は999コンボの曲であり、つまりはフルコンボしろという内容。当時★×9だったこともあってトップクラスの難易度。 分岐点にあるので100%クリアが目的でないならば挑戦しなくてもいいというのが救いか。 「太鼓タワー」もカオスな譜面が多い。 「太鼓タワーその3」は風船音符とお芋音符がやたら多い譜面になっている。風船音符は叩き割らないとミス扱いになること、お芋音符は食べきった後の演出のおかげで次の音符が見づらくなっていること、ミスを2回して失敗になるということもあって難易度が高い。 「太鼓タワーその6」は低速の黄色連打に隠れて音符が高速で流れる譜面になっている。ただでさえ高速譜面な上に物理的な見づらさ、1回でもミスすると失敗という条件のため太鼓タワーの中でも非常に難易度が高い。 「太鼓タワーその9」は「やわらか戦車」を使用した伝説の16分381連打譜面。歌詞のある間休みなくひたすら叩き続けなればならない。複合は極端に難しくはないが、高密度で体力が必要。ミス5回で失敗となるため長複合でミスすると立て直しが難しく、失敗しやすい。 「やわらか戦車」じゃなくて「やわらかくない戦車」なネタ譜面であり、『太鼓の達人11』でまさかの裏譜面として収録されている。 こうした要素のおかげで100%クリアの難易度は非常に高いが、バラエティに富み、やり応えが十分にあるという見方もできる。 「ドカッ!と大盛り」なのは「わくわく冒険ランド」だけ? 先述した「わくわく冒険ランド」によって確かにボリュームは増量されているが、それだけにそれ以外のボリュームの変わらなさが目に付きやすい。 『太鼓の達人』の何を求めているかにもよるが、別に「わくわく冒険ランド」をやるつもりのないプレイヤーからすると余計に『六代目』と変わらない印象を受ける。 収録曲は全48曲と、『六代目』から1曲も増えていない。これまで順当に収録曲数が増えていたことから、「ついに本作で50曲突破か?」と思ったら肩透かしを食らったプレイヤーも少なくない。 初の999コンボ曲である「紅」、本人歌唱の「ハレ晴れユカイ」、当時最難関でプレイヤーを驚愕させた「きたさいたま2000」など収録曲そのものは良いのだが、どうせ大盛りと謳うのであればこちらもボリューム増量しても良かったのでは。 「きたさいたま2000」に関して言えば、この曲はまさかのデフォルト収録である。『ぽ~たぶる2』が初出であること、本作は「十露盤2000」が収録されていることもあるのだろうが、『ぽ~たぶる』が初出である「よくでる2000」は『六代目』でも「タベルナ2000」同様隠し曲になっていたこと、そもそも最難関であると言われていたこともあって、何故本作ではラスボス曲が最初から遊べるのか疑問。 「ナムコオリジナル」も7曲と『六代目』よりは1曲増えたが、やはり少ない。ここは好みの問題なので一概には言えないが。 ミニゲームは相変わらずの4種類、「もっとわいわい太鼓合戦」もドンポイントが貰えるようになったこと以外特に変更なし。 余談だが、ミニゲームで高成績を出すことで解禁される隠し曲は2つある。1つはミニゲーム内のBGMだが、もう1つは…。 EDのお遊び要素が無くなっており、前作よりもパワーダウン気味。本作では「わくわく冒険ランド」のエンディングムービーもあって「かんたん」「ふつう」「むずかしい」のクリアムービーが数十秒ほどに短縮されている。 ますます演奏オプションで圧迫されるセーブデータ 本作でも演奏オプションはエントリープレイヤー数を1つ消費しないと使えないので、全部使おうとなると8つのうち6つ、つまり全体の3/4が演奏オプションで埋まる。結果的に自由度がさらに低くなってしまっている。 これだけ充実するとそろそろ重ねがけなどが欲しくなるところだが、この仕様のため未搭載。重ねがけは『ぽ~たぶるDX』まで待つことになる。 また「きたさいたま2000」を「よんばい」で演奏すると、終盤の高速スクロールの処理が追い付かずフリーズする可能性がある。 インフレとデフレが激しい難易度 「おに」の難易度が全体を通して高水準であり、低難易度でも高難易度でもこれまでに無かったパターンの譜面が多く、現行基準でも詐称気味と呼ばれるものが多い。 そのインフレ具合を象徴するのが「きたさいたま2000」であり、高速BPMと16分ラッシュ、ラス殺しは当時の多くのドンだーに強烈なインパクトを残した。 最近のシリーズでは版権曲の難易度の低さが度々指摘されていたが、本作では版権曲も難易度が高い。 『六代目』では「童謡が動揺」と言われた「童謡・民謡」は相変わらずの地雷譜面が多い。 上級者にとってはこれまで以上に歯ごたえのある譜面が多い点は評価できる。…ただ、「BRAND NEW WORLD」や「Real Voice」などはスカスカな譜面になっている。全体のバランスをとろうとしたのかもしれないが、逆に不自然さを残す出来になってしまい、またその効果があるかも疑問である。 一方で「ふつう」は全体的に簡単になっており、最高難易度の★×7が「かんたん」の★×5とあまり体感難易度が変わらず逆詐称が目立つ。 これまでのふつうコースは16分が多少なりとも出現していたが、本作からかなり減っている。 これは本作以降も徐々にデフレが長く続き、8分3連打が多少出る譜面で★×7として表記される事もある。 その他様々な不満点 先述した通り、本作では曲から選択できない。『四代目』といい何故いきなり仕様を変えて変更できないのか。また、ジャンルではなく収録曲全体での難易度順に入れ替えが出来ない。 収録曲全体での難易度順入れ替えは『太鼓の達人10』からできるようになる。 「もじぴったん」や「ミスタードリラー」等のナムコ製ゲストキャラクターが『四代目』以来となる2度目のリストラ。一応「魔法をかけて!」で「アイドルマスター」のアイドル達が踊り子として登場するが、『ぽ~たぶる2』との重複曲なので新鮮さに欠ける。 もじぴったんは後に復活するが、ミスタードリラーに関してはこれっきり復活していない。だから『四代目』といい何故だ。 同時期に稼働していた『太鼓の達人9』では登場しているというのに…。ただ業務用版も『太鼓の達人10』以降、ミスタードリラー等はリストラされている。 本作の収録曲「大打音」が『ぽ~たぶる2』同様、達人譜面だと仕様上叩きづらい。 16分の大音符は家庭用版だと片手で叩くと、後の音符がややタイミングをずらさないと良・可判定が出ない上、そもそも両手で叩かないと大きく失点となるためフルコン難易度は非常に高い。 総評 (七代目) PS2版最終作ということもあって、「わくわく冒険ランド」の収録、演出強化などの様々な追加・変更が行われており、文字通り「ドカッ!と大盛り」なボリュームのある作品である。 もちろん不満点が無いわけではないのだが、20年近く経った現在でも初心者・経験者ともにやり応えは十分にあるので是非プレイしてみてはいかがだろうか。 余談 (七代目) + ネタバレ注意 1pを普通、2pを「かんぺき」でプレイヤー登録をし、「ハレ晴れユカイ」(おに)で何も叩かずにリザルト画面に移ると、1pも2pもめちゃくちゃな結果表示がされ、その後のドンポイント集計もめちゃくちゃなポイントが1pに付加されて、称号が「へたっぴ」から「大達人」までうなぎ登り、それに伴い隠し要素が一気に解禁されるバグ技がある。 1pのたたけた率が647%とオーバーフロー、不可数がなぜか13回、「ノルマクリア失敗~」と言いながらも「フルコンボだドン!」と使われていないはずの『四代目』のボイスで喋る、取得ポイントが74876ドンポイントなのに累計ポイントでは99999ドンと表示される、とにかくツッコミどころの多いバグである。 「称号が昇龍の勢いで上がったドン!」という、滅多に聴くことのないボイスが聴ける。バグではあるが意図的に起こさなければこのようなことは普通はないので、興味のある人だけお試しを。 2017年にPS4版『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』が発売された。ソニー据置機での発売は本作から約11年振りとなる。
https://w.atwiki.jp/idolish7tw/pages/1498.html
二階堂 大和[太鼓之達人應援團!] 稀有度 SHOUT BEAT MELODY SSR 3600 6420 4050 隊長技 隊伍的Beat值有100%的機率大幅提高 魅力技能 充滿男子氣概的應援 效果 LV.1 Perfect判定每19次就有36%的機率使3秒內的BAD以上變更為Perfect LV.2 Perfect判定每19次就有36%的機率使4秒內的BAD以上變更為Perfect LV.3 Perfect判定每19次就有38%的機率使4秒內的BAD以上變更為Perfect LV.4 Perfect判定每18次就有39%的機率使4秒內的BAD以上變更為Perfect [部分編集] 取得方式 『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!、『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人』復刻限定高級甄選開始!!-2021 獲得物品 服裝
https://w.atwiki.jp/tubaki9/pages/2.html
無断転用禁止! 太鼓カウンター 10000 いぬねこ [音色] 20000 ブルちゃんのおや2 [演奏曲] 30000 カンコン [音色] 40000 おかま [音色] 50000 おなら [音色] 60000 練習曲Op.10-4 [演奏曲] 70000 こだま [音色] 76500 パックマン [音色] 80000 フラメンコ [音色] 87600 エンジェル ドリーム らんぶる乱舞 夜桜謝肉祭 季曲 Rotter Tarmination [すべて演奏曲] 90000 刀 [音色] 99999 SAMURAI ROCKET (裏) エンジェル ドリーム (裏) DON’T CUT (裏) 風雲!バチお先生 (裏) らんぶる乱舞 (裏) 夜桜謝肉祭 (裏) 季曲 (裏) 蓄勢 (裏) Rotter Tarmination (裏) [すべて裏譜面出現] - -
https://w.atwiki.jp/idolish7tw/pages/1505.html
和泉 一織[太鼓之達人應援團!] 稀有度 SHOUT BEAT MELODY SSR 3763 3681 6626 隊長技 隊伍的Melody值有100%的機率大幅提高 魅力技能 完美無缺的應援 效果 LV.1 80%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限2次! LV.2 80%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限3次! LV.3 90%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限3次! LV.4 90%的機率發動!在整場演唱會中變換MISS→PERFECT限4次! [部分編集] 取得方式 『IDOLiSH7-偶像星願- × 太鼓之達人 我們是鼓舞士氣應援團! 貳』限定高級甄選開始! 獲得物品 服裝
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8327.html
太鼓の達人 セッションでドドンがドン! 機種:PS4 作曲者:多数 発売元:バンダイナムコエンターテインメント 発売年:2017 概要 PS4版『太鼓の達人』の1作目。 発売された当初は版権曲を除き既存曲が殆どだったが、DLCが追加されていくにつれ新曲も増えていった。 2020年現在も新たなDLCが配信されている。 収録曲(初出曲のみ) デフォルト曲 曲名 作曲・編曲者 補足 順位 ハンロック 編:田島勝朗 原曲:ハンガリー舞曲第6番/ブラームス つながれ!ひろがれ!打ち上がれ! 作:TOAKI USAMI編:川崎良介 歌:MANA トラストゲーム 蓮尾理之 歌:Sachi a.k.a. harineko マジカル・パフェ 阿部麻弥 そつおめしき・ふる 川元義徳 歌:unmo ダウンロードコンテンツ追加曲 懐中庭園を持つ少女 はるなば 同時収録:太鼓の達人 イエローVer.歌:石黒千尋 2017年250位 音虫をつかまえろ! KiWi 流浪の琥珀姫 Drop 歌:葉月ゆら トンガチン 松前公高 Freeway3234 作:mao編:K Masera、mao 2018年252位 via lactea EAjRock 歌:薛南 241ディープラーニング 翡翠 歌:翡翠、栗山叶 意識のワーゼ 翡翠 歌:翡翠 142トキノワタリドリ 翡翠 歌:isao、すずきあすかコーラス:翡翠 Argent Memories K Masera 歌:YuusA わら得る2000 LindaAI-CUE Solitude Star 春先 x beet 1/2 ~inside me 篠原瑞希 歌:愛原圭織 閃光ヴァルキュリア 清風明月 続・〆ドレー2000 作:LindaAI-CUE編:増渕裕二 PS4『太鼓の達人 セッションでドドンがドン!』PV
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/7808.html
太鼓の達人DS タッチでドコドン! 【たいこのたつじんでぃーえす たっちでどこどん】 ジャンル 和太鼓リズムゲーム 対応機種 ニンテンドーDS メディア 256MbitDSカード 発売・開発元 バンダイナムコゲームス 発売日 2007年7月26日 定価 5,040円 プレイ人数 1~4人 セーブデータ 3個(初期出荷版は致命的なバグあり) レーティング CERO A(全年齢対象) その他 専用タッチペン「バチペン」2本付属 判定 良作 ポイント 任天堂ハード向け初作品新ハード1作目故に曲数は少なめマンネリを打破する多数の新要素初期版は致命的なバグがあるが良対応に救われた 太鼓の達人シリーズリンク 概要 特徴・評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 全世代に高い人気を誇る和太鼓リズムゲーム『太鼓の達人』。 長らく家庭用向け作品はPSプラットフォームで展開されてきたが、ついに任天堂機に進出を果たした一作。 アーケード版『太鼓の達人10』と同時発売となり、一部の新曲は同時収録となっている。 特徴・評価点 ハード性能差が歴然としているため一部演出が簡略化はされているものの、当時のアーケード版『太鼓の達人10』の要素は不足なく移植されている。 大前提として問題なく60fpsで動き、処理落ち等とも無縁で快適なレスポンスが確保されている。 画質こそ粗いものの、どんちゃんのアニメーションなどはきっちり移植されている。画面サイズに占めるどんちゃんのサイズが大きくなったため、10コンボごとの「○○コンボ!」の吹き出しが演奏レーンに被らなくなって見やすくなったという副次効果も(*1)。 簡略化された演出は踊り子の数(5人→3人)、走るちびキャラの削除、1音符ごとのスコア表示の省略と行ったところ。 一方、大音符を特判定で取った場合は判定部分に出現する花火が派手になる演出が追加。大音符が火花とともに飛んでいく演出が移植出来なかったための代替とみられるが、ACでも『12』以降で逆輸入されている。 新音符として「でんでん音符」が登場。面と縁を交互に連打する。PSPシリーズのすず音符同様イモ音符の代替。 本作ではセーブデータを圧迫せずに「ばいそく」「あべこべ」などのオプションを設定可能になった。PS2時代からずっと抱えていた問題だったために大きな改善点である。 DSと言うだけありタッチ操作に対応。 専用のタッチペン「バチペン」が2本付属しており、本作の目玉として扱われていた。 下画面がまるまる太鼓となっており、太鼓の面の部分を叩くと「ドン」、縁を叩くと「カッ」となる。 面の中心(ドン)・外側の太鼓の側の部分(カッ)を叩くと大音符を特良・特可判定で取ることができる。家庭用で片手で大音符を取れるのは本作が初である(ボタン操作では従来通り両手同時押し)。 操作性、レスポンスともに非常に良好。本作に「大打音」があればという声が上がるほどであった(*2)。 ちなみにニンテンドーDSは仕様上2点以上の同時タッチを認識出来ない。片手で大音符を取れるようになったのはこのようなハード仕様上の制約にも基づいていると見られるが、結果としてよりアーケードに近い操作感覚を実現出来ている。 なお、ボタン操作の場合の特判定の猶予フレームはPS2/PSP時代と比べて大幅に狭まっている。特判定を取るのは難しくなったが、反面同時押し猶予時間に入力を吸われて続く音符でミスすることがほぼなくなったので一長一短。 本作を含むDS作品では連打音符は下の文字レーン部分で「連タッチ」と表示され、連打数表示も「○○タッチ」という表記になっている。 選曲について 曲数は少なく、また新ハード1作目の定番として「夏祭り」などの人気曲が再録されているが、『ぽ~たぶる』のように再録比率が高すぎるということはなく、初収録・初移植となる曲もバランス良く配置されている。 J-POP・アニメ・バラエティの15曲のうち、現時点の家庭用では本作でしか遊べない曲が7曲存在している。 任天堂ハードに進出したことにより、満を持して「スーパーマリオブラザーズ」が移植されたのは特筆に値するだろう。AC同様踊り子もゲスト仕様である。 AC版『12』・『Wii』以降はリニューアルされて新メドレーになったため、AC版『8~11』仕様の譜面が移植されているのは本作が唯一となっている。 ナムコオリジナルの新曲はテーマ曲の「キミにタッチ!」、AC10と同時収録の「黒船来航」・「てんぢく2000」の3曲。 本作初出のクラシックは評価が高く、「熊蜂の飛行」「幻想即興曲」は後にシリーズ10周年記念投票でランクインを果たしている。 また、本作の再録曲は譜面変更が多い。具体的には「さくらんぼ」「もじぴったんメドレー」「天国と地獄」「GO MY WAY!!」に譜面分岐を追加する形で譜面変更が行われた。いずれも従来の譜面が普通譜面となっている。 後者3曲はいずれも後のACに移植され現在に至るが、「さくらんぼ」のみ本作限定譜面となっている。 譜面の難易度バランスも良く、35曲しかないにもかかわらずおに★4を除く全ての難易度に楽曲が揃っている。 通信対戦対応 DSワイヤレス通信による最大4人での通信対戦に対応。当然発売時点ではシリーズ最多である。 自分へのパワーアップや妨害用のアイテム音符が出現して対戦要素を強めている。もちろん設定でアイテムをOFFにすることも可能で、勝利ルールも単純なスコア対決以外にも「最終コンボ数」「連打を含むタッチ数」など多彩。 1カートリッジで対戦可能。複数カートリッジの場合はどんの着せ替えが画面に反映される。 新モード「どんの部屋」 和田どんを着せ替えるのが主な目的のモード。ゲームをプレイしていると届く手紙でどんの服や帽子が増えていき、自在に着せ替えることが出来る。中にはお題が提示されるものも……。 着せ替えたどんちゃんはもちろん演奏ゲームの見ために反映される。 服や帽子以外にも顔・胴・手足のカラーリングを変更可能。本作には登場しない和田かつカラーにしたり、昔懐かしの黄色カラー(*3)にしたり、これまでに見たことのないカラーにしてみたりと自由自在。 着せ替えは後継作品の定番要素となり、家庭用はもちろん新筐体以降のアーケード版にも逆輸入されている。 他にも上記の手紙を確認できる手紙ボックス、入手したクリア王冠の数に応じてもらえるトロフィーの表示、チュートリアル「初心者道場」もプレイできる。トロフィーは30個、60個、100個、140個(コンプリート)入手するたびに追加され、ちょっとしたショートムービーが用意されている。 「毎日うでだめし道場」 1日1回、提示される楽曲をクリアすることで段位が変わる。従来のどんポイントに変わって登場した。 「本番」は1日1回だが、「練習」は何度でも可能。また翌日のお題も練習できる。 ノルマクリアで1段階、フルコンボで2段階昇格。ノルマクリア失敗時に極端にゲージが少ない場合は降格してしまう。 下はかんたんコースから、上はおに★10まで非常に幅広い。 今までのようなプレイ回数重視の解禁システムから、自分の腕前を上げることがダイレクトに求められるようになった。 隠し曲の一部はこのうでだめし道場での解禁となっている(後述)。 賛否両論点 曲数が35曲と少ない。 『ぽ~たぶる』同様、新ハード1作目故かボリューム不足。ただ本作についてはハード性能や2007年当時のカードメディア故にPS2やPSPのディスクメディアと比較するのは酷という声もあった。 ちなみに本作のROMは256Mbit(=32MB)。当時のディスクメディアと比較すれば極めて容量が少ないことがよくわかる。音源もモノラル化されているなど、容量確保のための試行錯誤が垣間見える。 細かいところでは、長年家庭用のチュートリアルで定番だった「音符のうた」もなくなってしまった。作品ごとの仕様変更があるたびに歌詞が新録されているなど地味に手が込んでいただけに惜しまれる(*4)。 曲数以外の面でも、お約束だったオープニング・エンディングムービーやミニゲームなどはバッサリとオミットされており、新規の要素も全て演奏ゲームが前提の非常に割り切った作風になっている。 音源使い回しの「太鼓乱舞」の存在 楽曲「太鼓乱舞」は「炎の巻」「水の巻」「風の巻」の3曲が存在するのだが、ベースとなる楽曲は全て同じで譜面が異なるという仕様になっている。6曲の隠し曲のうち3曲を占領しているのも問題点として上がりやすく、ボリューム不足をなんとか水増しで補ったと批判されやすい。 ただ、譜面については終始ゴーゴータイムの炎の巻、縁中心の全体的に青い譜面の水の巻、でんでん音符や連打音符が多数配置されている風の巻と明確にテーマに沿った譜面であり、その点は評価された。 また楽曲そのものについては純粋に和太鼓と銅鑼、かけ声だけで作られた曲であり、今までありそうでなかったテーマの和風曲として概ね好評であった。 後に『太鼓の達人11』に開幕連打による譜面分岐曲として「太鼓乱舞 皆伝」の名で移植された。1曲にまとめられたこと自体は妥当と捉えられたが、本作の各譜面のギミックを再現しきれていない点(*5)は一部で残念に思う声も上がっていた。 「毎日うでだめし道場」の仕様 段位ごとにかんたん★1から順番に課題曲が組み込まれているため、「ふつう★7より簡単なむずかしい★1」「むずかしい★8より簡単なおに★1」のようにコースを跨ぐときに実質的な難易度が下がる。 本作固有の問題と言うよりは、難易度設定がコース別である元々の太鼓の達人シリーズの仕様との兼ね合いの問題と言える。 また、難易度が該当していれば未解禁の隠し曲も普通に課題曲に出現する。練習で何度でもプレイできるとはいえ、いきなり知らない曲が出てくるのは面食らう人も居ただろう。 1日1回とはいうものの、日付変更への対策は行われていないのでやろうと思えば1日で大達人まで上がることが出来てしまう。 一部の解禁要素の難易度が非常に高い。 楽曲解禁のうち、「黒船来航」「太鼓乱舞 炎の巻」は毎日うでだめし道場の低段位、「幻想即興曲」は全難易度のクリアマーク数、「てんぢく2000」は日付進行のみなので解禁難易度は低い。 しかし「太鼓乱舞 風の巻」は八段昇格(むずかしい★6相当)、「太鼓乱舞 水の巻」はなんと大達人昇格(おに★9相当)であり、誰でも解禁出来るラインか極めて怪しくなってくる。 衣装解禁要素の1つである手紙「うなぎの挑戦状」にもかなり鬼畜なお題が混ざっている。特に鬼その8の「熊蜂の飛行」の速度さんばいでのノルマクリアはあまりにも有名。 「熊蜂の飛行」(おに★9)は中盤以降は一度躓くと建て直しが難しい複雑な長複合が続く譜面となっており、事実上本作の最難関の一角に位置する難易度詐称譜面と認識されていた(*6)。それだけに、これを3倍速度でクリアしろというのはやり過ぎであるとの声も多かった。 実際、「熊蜂の飛行」おに譜面は後にAC版『11』に移植された際に★10に昇格している。 過去の家庭用にあった全要素をまとめてアンロックする裏技が廃止されたことも解禁難易度の高さに拍車を掛けてしまっている。 また、難易度が高いわけではないが、おにモードの解禁がむずかしい20曲クリア、一部のオプションの解禁が各難易度の30曲クリア……ととにかく物量的に多い。主要オプションは初期開放されているので困らないと言えば困らないのだが……。 難易度基準が全体的に高い 本作の発売前後に相当する家庭用『七代目』やAC版『9~10』はシリーズ全体の難易度のインフレが大きく進んだ時代に相当し、その渦中で発売された本作も全体的に難易度の水準が高くなっている。 最も指摘されるのは上記の「熊蜂の飛行」だが、他にも本作で譜面分岐が追加された「天国と地獄」や「さくらんぼ」の達人譜面は明らかに難しめになっている。 変わったところでは「決意の朝」「マタアイマショウ」といった極端な低BPMの代わりにやや複雑な譜面という特徴を持っている曲が軒並み降格している(共にAC版『9』で★6→本作で★5)。低BPM曲に対する評価の違いが現れていると言える他、当時のACやPS2以前の家庭用で裏技扱いだった「ばいそく」が本作で正式に「演奏オプション」となったことが影響していると思われる。 一方、初出以来長らくむずかしいがおにと同じ譜面だった「風雲!バチお先生」にようやくむずかしい譜面が追加されたなど配慮も目立ち、むずかしいコース以下に関しては水準を逸脱した譜面はほとんど存在しない。 問題点 初回版に致命的なバグが存在する。 本作は3つまでセーブデータを作成できるのだが、3つのセーブデータ全てでどんちゃんの着せ替えで「ふく」と「ぼうし」を付けるとゲームがフリーズし、リセットしても復帰できないというバグがある。 極めて致命的であり、発売から1ヶ月も経たないうちに交換対応が開始された。また2007年9月以降の出荷版についても修正された状態で販売されており、いずれもパッケージ・ソフトに「アップデート版」と記載されており見分けが付くようになっている。 速やかに交換対応が行われたため、現在中古市場に出回っている本作はほぼ全てがアップデート版である。 配点が他作品と異なる。 おにモードで言えば★10が120万点なのは変わらず、★9が115万点と高くなっている一方で、★8が100万点、★7が90万点……と他作品と全くスコア配点が異なっている。 当時は既にAC8以降に本格導入された初項・公差式スコアシステムがプレイヤー間でも定着し、難易度ごとのスコアも十分浸透していた中での謎の変更であり、プレイヤーを大いに困惑させた。 この配点は本作とDS2作目のみの仕様で3作目は従来の配点に戻った。 総評 本作で実装された新規要素の多くは後継作品の定番となり、家庭用はもちろんアーケードへの逆輸入も多く行われた。 ハード1作目故の少なめのボリュームが気になるところだが、それ以上にマンネリ化しつつあった家庭用作品に新たな風を吹き込んだ功績は非常に大きい。 着せ替え以外はほぼ演奏ゲームのみで構成されているという非常に割り切った作風だが、その演奏ゲーム部分の出来に関しては不備はない。 ROM容量やハード性能で劣る中、その劣化部分を挽回しようという気概が光る一作となった。 余談 2008年4月に続編となる『めっちゃ! 太鼓の達人DS 7つの島の大冒険』が発売されている。 収録曲は50曲まで増加。更に本作では存在しなかったストーリーモードが本格的に実装され、こちらも後の作品のスタンダードとして定着している。 こちらは公式サイトで「冒険編」とされており、それに伴い本作は「入門編」に当たる作品であると公式サイトで定義づけられた。 後にバンダイナムコ公式サイト内の「アソビモット」にて太鼓の達人開発者のインタビューが掲載されているが、本作についても触れられている(リンク)。 当時のシリーズ総合プロデューサーであった中館賢氏曰く、「DS本体が発売された瞬間に、「これは太鼓だな」と思いました」とのこと。実際に開発された本作の優れた操作性を見ても、その予見は見事的中したと言えるだろう。